知らないと危険！？
｢水害のリスク｣を正しく知り、
もしもの時に備えよう

近年、地球温暖化による気候変動の影響で雨の降り方が変わり、強い雨が増えています。
｢警報級の大雨｣という言葉をよく耳にするようになった、と感じている方も多いのではないでしょうか？
また、地震対策は調べたことがあっても、水害のリスクについては知らない方が多いという調査結果も。
今号では、大雨から身を守るための備えと万一の時にどう動くべきか、都の対策とともにご紹介します。


気候変動の影響で大雨が増加、深刻な脅威に

気温が上昇すると空気中の水分が増え、大雨や集中豪雨を引き起こす｢積乱雲｣が発達しやすくなります。実際、1時間に50㎜以上の大雨の回数は増加の傾向にあります。　
昨年の台風10号では八王子市で都内における降水量の観測記録を更新しました。

水害はもはや｢他人事｣ではない
1976年以降、1時間に50mm以上の降水発生回数 約1.5倍増

水害のリスクを知って備えることが大切
都の調査によると、住まいの水害リスクについて都民の約6割が｢知らない｣


大雨によって、見慣れた街の風景が変わる
令和元年の東日本台風では、7つの河川で水があふれ、多摩地域を中心に被害が発生しました。
隅田川沿いは防潮堤の整備により浸水被害を免れましたが、都心の水辺空間である隅田川テラスでは、大雨により一部冠水しました。

平常時(7年5月)
冠水した隅田川テラス(元年10月)
隅田川両国橋付近

参考：気象庁｢大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化｣／東京管区気象台｢近年の大雨災害と防災気象情報の利活用｣／令和6年度｢防災に関する都民の意識調査｣


知っているようで知らない水害の豆知識
水害対策クイズに挑戦！

Q1
｢非常に激しい雨｣は、1時間に何mm以上の雨のこと？

A 30mm
B 50mm
C 80mm

雨が滝のように降り続く状態で、傘が全く役に立たず、水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界も悪くなると言われています。
答え B

Q2
雨や周辺の川の様子の確認方法は？

A 家で調べる
B 外に出る　
C 川を見にいく

大雨の時に、外出や川に近づくのは危険です。東京都防災ホームページなど、家にいながら調べられるツールを活用しましょう。
答え A

Q3
避難する時に履くべき靴は次のうちどれ？

A サンダル
B スニーカー
C 長靴

雨=長靴と思いがちですが、中に水が入ると歩きにくくなります。サンダルはケガのおそれがあるため、スニーカーが正解。
答え B

Q4
浸水時、水位が何cm以上になると水圧でドアが開けにくくなる？

A 10cm以上
B 30cm以上
C 50cm以上

ドアが開けにくくなるほか、水が膝までの深さになると、歩行も困難になるため、早めに避難しましょう。

答え B

参考：東京都防災ホームページ



水害から身を守る事前シミュレーション

地震と違い、水害はある程度予測が可能です。東京は、山地や丘陵地、大小の川など、多様な地形を有していることから、さまざまな水害が発生するおそれがあります。
いざという時慌てないために、日頃から準備しておくと安心です。


STEP1　自分が住む地域のリスクを知ろう！

確認の基本はハザードマップ
ハザードマップは、｢被害が想定されるエリア｣や｢避難場所｣などを表示した地図で、区市町村ごとに作成されています。

check!
自分の身に起こりやすい災害のリスクを確認
避難の際に持ち出すのは必要最低限のものが基本
安全な避難を行うために、どの道を使って避難するのか確認

アニメーションでかんたん確認！
洪水や土砂災害など複数の水害リスクがわかる！
GPS機能と連動、外出先でも使える！

都内の水害リスクを“見える化”
水害リスクマップ
｢東京都防災アプリ｣をダウンロードすると利用できます。

ダウンロードはこちらから
iOS
Android

他にも｢東京マイ･タイムライン｣などの機能が利用可能。


STEP2　避難のタイミングを確認！

5段階の｢警戒レベル｣に注意
大雨による洪水や土砂災害のリスクが高まった時、区市町村から避難情報が発令されます。警戒レベルには段階があり、それぞれのレベルで取るべき行動が異なります。事前に確認しておきましょう。

警戒レベル
避難情報等
取るべき行動

5
緊急安全確保(区市町村が発令)
すでに災害が発生･切迫している状況です。直ちに安全な場所で命を守る行動を。

警戒レベル4までに必ず避難！

4
避難指示(区市町村が発令)
災害が発生する危険が高まっています。速やかに危険な場所から全員避難しましょう。

3
高齢者等避難(区市町村が発令)
高齢者や障害のある方等は危険な場所から避難しましょう。

2
大雨･洪水･高潮注意報(気象庁が発表)
避難に備え、ハザードマップ等で、自らの避難行動を確認しましょう。

1
早期注意情報(気象庁が発表)
災害への心構えを高めましょう。

補足
｢警戒レベル3｣取るべき行動
高齢者や障害のある方のほか、避難に時間のかかる子供やその支援者の方も避難しましょう。

それ以外の方も、外出を控えるなど普段の行動を見合わせたり、避難の準備を始め、危険を感じたら自主的に避難しましょう。

土砂災害の危険性がある区域や急激な水位上昇のおそれがある河川沿いに住んでいる方も、準備が整い次第、避難が望まれます。

参考：政府広報オンライン　｢警戒レベル4｣で危険な場所から全員避難！5段階の｢警戒レベル｣を確認しましょう


STEP3　前もって決めておくと安心！

安全な｢避難先｣を検討
避難先は学校や公民館など行政が指定した避難所だけでなく、ハザードマップ等で安全が確認された親戚や知人宅、ホテルなども選択肢として検討できます。
事前に避難先を決めておくことで、緊急時でもスムーズに行動できます。避難する際は、川や用水路に近づかないように、気を付けて避難しましょう。

東京マイ･タイムライン
事前に水害時の行動をシミュレーションし、適切な避難行動を決めておくために、｢東京マイ･タイムライン｣をご活用ください。
アプリ版ではSTEP1～3を行えます。また、冊子の配送も行っています。
申し込みはホームページで。

詳細はこちら



すぐに実践！みんなで取り組む豪雨対策

東京都では、都民一人ひとりができる水害への備えを呼びかけています。
水害による被害を防ぐため、あなたにもできることがあります。早速チェックして実践しましょう！ 


Let’s｢浸水への備え｣
下水道局では、6月を｢浸水対策強化月間｣と定めています。日頃からできる浸水対策を今一度確認し、万一に備えましょう。

浸水への備え

雨水ますや側溝のチェック
道路や敷地にある雨水ますや側溝の上がゴミや物でふさがっていると、雨水が流れず浸水の原因に。気付いたら取り除くなどきれいにしておきましょう。

｢土のう･水のう･止水板｣等の準備
半地下家屋や地下室は道路面から建物に雨水が流れ込みやすく、浸水するおそれがあります。ごみ袋を利用した｢簡易水のう｣は、段ボール箱と併用することで強度が増します。


Let’s｢雨水(あまみず)しみこみプロジェクト｣
雨水をまちの中で一時的にためたり、しみこませることで、豪雨時に川や下水道に流れ込む水の量を減らし、水害に強いまちづくりを進めるプロジェクトです。ぜひ、ご協力ください。

雨水しみこみプロジェクト

1
上手に流す
大雨の際に風呂の水を流さない
家の外に流れ出る水を減らすため、お風呂の水を抜くのは雨上がりに。

2
ためる
雨水タンクの設置
※助成制度あり
雨水をタンクにためて雨水の流出を抑制。ためた雨水は植木の水やりなどに使えます。

3
しみこませる
雨水浸透ますの設置
※助成制度あり
雨水を地中にしみこませる雨水浸透ます等の設置も推奨しています。

※助成制度の有無および各種条件は、各自治体によって異なります

参考：東京都都市整備局｢あなたにできる豪雨対策｣


知ると広がる
東京都の取り組みと私たちの暮らし
より良い東京を実現！都政運営の新たな羅針盤｢2050東京戦略｣から、戦略や政策の一部をご紹介します。

2050東京戦略～東京　もっとよくなる～

第1回
都市の強靭化(豪雨対策)

今年も雨の多い季節がやってきました。｢恵みの雨｣とも言いますが、時には脅威となることも。現に気候変動の影響で、東京でも急な大雨が増え、川や下水道にたくさんの水が流れ込むことで水害のリスクが高まっています。都では、こうした災害から都民を守るため、豪雨や台風時に増えた水を一時的にためておく｢調節池｣を整備しています。
都内には、12河川に27カ所の調節池が整備されており、その中でも｢神田川･環状七号線地下調節池｣を含む河川整備によって、2023年の台風2号では、調節池下流で浸水ゼロという大きな成果をあげました(図1)。｢2050東京戦略｣では、これら調節池の容量を現在の約264万m2から、2035年度までに約365万m2に増やすことを目指し、さらに災害に強いインフラ整備を進めています。
この他にも、家庭でもできる雨水をためる･しみこませる取り組みとして、｢雨水浸透ます｣等の設置を支援する区市に補助を行うなど、水害リスクの軽減に努めています。都はさまざまな取り組みを通じて、都市の強靭化を進めています。ぜひご注目ください。


浸水戸数
1993年　3,117戸
2004年　46戸
2023年　0戸

2023年の台風2号で浸水戸数0を実現！
図1：神田川･環状七号線地下調節池の整備効果

神田川･環状七号線地下調節池(トンネル式)




