自宅での避難生活に役立つ
今すぐできる防災アクション

もしもの時に困らない
トイレの備蓄

地震などの災害では電気･水道･下水道などのライフラインが停止し、生活に大きな影響が出ます。中でも意外に見落とされがちなのが｢トイレの備蓄｣。東日本大震災では、発災から3時間以内に3割の人がトイレに行きたくなったという報告も※。食料品･日用品等のほか、トイレも必ず備蓄しておきましょう！

※日本トイレ研究所調べ

災害時に起こるトイレの大混乱
トイレの備蓄が十分ではなかったらどうなる？｢在宅避難｣を例に時系列で見てみましょう。

発災当日
停電や断水で、自宅のトイレが使えなくなることも

集合住宅では各住戸の排水管がつながっています。排水管の損傷に気付かずトイレを使うと下階で汚水があふれるおそれがあり、トラブルにつながることも。

3日目まで
避難所のトイレの衛生状態が悪化

家庭にある携帯トイレなどを使い切ると、避難所や公衆トイレなどに多くの人が集まり、適切な運用が難しい状況に。

4日～1週間
断水や配管修理の遅れも予想困難な状況が続く

復旧が進む一方で、地域によっては家庭の断水が続き、配管修理が遅れることも予想されます。災害用トイレの備蓄が底をつき、在宅避難が困難になる方も。

いざという時に備えて、日頃から災害用トイレを備蓄しておくことが大切

参考：東京都総務局｢東京トイレ防災マスタープラン｣


東京トイレ防災マスタープラン

とぎれないトイレ
～いつでも、どこでも、安心に～

首都直下地震の被害想定では、発災後1週間以内で最大約5万7千基のトイレ不足が想定されます。都では｢東京トイレ防災マスタープラン｣を策定し、区市町村との連携により、トイレ対策を強力に推進しています。

取り組みのポイント

〇災害時に必要なトイレを、適切な場所に十分な数量を確保する
　⇒トイレ空白エリアの解消や人口に応じたトイレの必要数を確保
〇多様な避難者に配慮した、快適で衛生的なトイレの環境を整備する
　⇒災害用トイレの運用ルールや点検方法の明確化

避難所･避難場所に避難者が殺到した場合、一層のトイレ不足や環境の悪化が懸念されるため、各家庭で災害用トイレの準備をすることが重要です。

防サイくん

トイレ不足による3つのリスク

衛生状態の悪化
災害時は、トイレの清掃が行き届かず衛生状態が悪化するおそれがあります。

感染症の発生･拡大
水洗トイレが機能しなくなると排せつ物の処理が滞り、細菌やウイルスによる感染症のリスクが高まります。

エコノミークラス症候群
排せつを我慢して水分や食事を控えると、栄養不足や脱水の原因に。さらに、長時間動かずにいると、血栓ができるエコノミークラス症候群を発症する危険もあります。

参考：内閣府｢避難所におけるトイレの確保･管理ガイドライン｣


早速チェック!
災害用トイレの備蓄の目安

災害時、自宅で居住できる状況なら在宅避難も可能。
そのために必要な災害用トイレの目安を知っておきましょう。

1日5個×3日分×家族の人数＝最低限の備蓄目安

4人家族なら
1日5個×3日分×4人＝60個
1週間分の備蓄がおすすめです。

参考：東京都総務局｢東京トイレ防災マスタープラン｣

Q トイレの備蓄してますか？
携帯トイレを3日分以上備蓄している都民の割合は約23％と低い状況です。都では、2030年度までに都民の携帯トイレの備蓄率(3日分)50％を目指しています。

3日分以上備蓄している約23%
3日分以上備蓄していない･わからない約77%

参考：令和6年度｢防災に関する都民の意識調査｣


災害用トイレ、どう備える?
災害時のトイレにまつわるリスクが分かったら、すぐ行動へ。災害用トイレの種類やあると安心なアイテムなどを分かりやすくご紹介します。

携帯トイレ
どんなもの？
□既存の洋式便器等に設置する便袋タイプ
□吸収シートや凝固剤を使い、電気や水なしで利用可能
□比較的安価で省スペースで保管できる

在宅避難する方にとっては必要不可欠です。

知って安心！ 携帯トイレの使い方

1 ポリ袋を便器にかぶせる
便器内の水で携帯トイレの袋がぬれるのを防ぎます。

2 便座の上から携帯トイレを設置
凝固剤を入れます(タイミングは商品により異なります)。

3 用を足す
汚すと災害時は掃除が難しいため、立ったまま用を足すのはNG！

4 臭いが漏れないように袋を結ぶ
災害時はゴミの収集が遅れることがあります(ゴミの出し方を区市町村に確認)。


簡易トイレ
どんなもの？
□段ボールの組み立て式などがあり洋式便器がない場合に便利
□凝固剤等を使い、水なしで利用できるが、製品によっては電力が必要な場合も

トイレが破損した場合や、トイレまでの移動が難しい高齢者や障害のある方に適しています。

困った！
災害用トイレがない場合どうする？

万一の時に役立つ、｢緊急用トイレ｣の作り方をご紹介します。

STEP1
便座を上げ、便器を覆うようにゴミ袋をかぶせます。

STEP2
下げた便座の上からもゴミ袋をかぶせます。

STEP3
便器の中に細かくちぎった新聞紙※などを入れたら完成です。
※吸水性の高いペットシートや紙おむつでも代用できます。


一緒に備えておきたいモノ

トイレットペーパー
目安は1人1週間1ロール。普段から多めに備蓄を。

ランタン･ヘッドライト
暗いところでも両手を空けたまま使えて便利。

ポリ袋･ゴミ袋
携帯トイレ等の代用に。レジ袋では小さい。

ウェットティッシュ･ペーパータオル
断水で手が洗えない時に便利。

生理用ナプキン･おむつなど
女性や乳幼児がいるご家庭など、家族構成に合わせて用意。

いざという時に慌てないように、家族みんなで使ってみよう！



地震時のリスクを防ぐ
家具転対策

地震が発生した際、家具の固定や転倒防止対策を行っていないと、ケガはもちろん避難の妨げや火災につながるリスクがあります。特に地震によるケガの約3割から5割は、家具類の転倒等によるものです。
この機会に改めて、ご自宅の部屋を確認してみましょう！

ここが危ない！家の中のリスクを見てみよう
大きな家具や家電製品の転倒防止対策とともに、棚や引き出しからの飛び出しや割れると危ないガラスにも注意しましょう。

たんすや食器棚などの転倒防止対策を
一番効果が高いのはL型金具など直接ネジで固定する方法。また、重いものを下に、軽いものを上に収納することが、転倒防止に役立つと同時に、落下物でのケガを防ぐことにもつながります。

戸棚の扉は留め具で固定しましょう
食器棚などの扉が開いて中のものが飛び出すと非常に危険。観音開きの扉には扉開放防止器具や感震ラッチを設置。

ガラスに飛散防止フィルムを貼りましょう
ガラスの破片の飛び散りを防ぎ、ケガの二次被害を軽減します。
ガラスの両面に貼ることで飛散防止効果はより高くなります。

テレビなどの家電の対策も忘れずに
家電製品の転倒防止対策は、取扱説明書を必ず確認。
基本的には粘着マットや壁などにベルトで固定。

避難の妨げにならない家具の配置も大切
倒れた家具などでドアが開かなくなることがあるため、玄関や廊下等も含めて家具類を置く位置に注意しましょう。

タンスが倒れた場合、ドアをふさいでしまう

さらに
｢感震ブレーカー｣で電気火災を予防
地震による火災の約6割は、電気が原因。
電気火災を防ぐために、震度5強相当の揺れを感知して電気を自動的に遮断する｢感震ブレーカー｣の設置が有効です。

安全な家具の置き方や対策器具の取り付け方等は東京消防庁のHPをご覧ください。


知ると広がる
東京都の取り組みと私たちの暮らし
より良い東京を実現！都政運営の新たな羅針盤｢2050東京戦略｣から、戦略や政策の一部をご紹介します。

2050東京戦略 ～東京もっとよくなる～

第4回
災害から命を守り、安全･安心＋快適に暮らせる東京

いま、皆さんの家にはどのくらいの備蓄がありますか？
各地で続く地震などのニュースを見て｢わが家も備えなくては…｣と感じている方も多いのでは？
都はいつ起こるか分からない災害に備えて、食料品や生活必需品など、普段使っている物を少し多めに購入し、ストックしておく｢日常備蓄｣を呼びかけています。｢東京備蓄ナビ｣では、家族構成等に応じた必要な備蓄品を分かりやすく案内しているので、この機会に家庭の備えを見直してみませんか。そして、生活必需品の一つとして｢トイレの備蓄｣も重要です。安心できるトイレ環境は健康を守ることにつながります。今号の特集を参考に、携帯トイレの備えを確認しましょう!
また、地域の防災力向上も重要なポイントです。都は｢マンション防災｣の普及啓発や町会･自治会とマンション等の合同防災訓練、備蓄倉庫の設置支援など、さまざまな取り組みを進めています。
ハード面では、建築物やインフラの｢耐震化｣、木造住宅密集地域の｢不燃化｣などを進めてきた結果、首都直下地震等の東京の被害想定は10年間で大幅に改善しました(右図)。さらに、気候変動に伴い激甚化する風水害や、大規模地震などの災害から都民の命と暮らしを守るため、災害への備えをレベルアップした｢TOKYO強靭化プロジェクト｣を強力に推進しています。
これらの自助･共助･公助の取り組みを進め、｢もしも｣を意識し備えることで、災害時にも安全･安心＋快適に生活を送ることができる“防災に強い東京”を実現しましょう。

被害想定

死者数
約3,500人減
2012 9,641人→2022 6,148人

建物被害
約11万棟減
2012 約30万棟→2022 約19万棟

東京備蓄ナビ








